ストレス・ストレスの予防・～うつ症状！人に聞けない心の病～

ストレス　予防

最近、働き盛りの人を中心に心の病にかかる人が増えています。
「心の風邪」と言われる”うつ症状”をはじめ、さまざまな心の病が働き盛りの心を蝕み、企業も対策に
乗り出し始めました。
あなたも、「気分が落ち込む、やる気が出ない、食欲がない、会社に行きたくない…」などの
症状を感じたことはないでしょうか？
今や、日本人の5人に１人はかかるとされる”うつ（鬱）”や、その他の心の病。
それはもう気持ちの問題ではなく、現代社会のストレスが生んだ病気なのです。
心の病は、ある日突然襲ってくるので、少しでもおかしいと感じたら、あわてずに、
正しい理解と治療法などを知ることがが大切です。
当サイト「うつ症状？人に聞けない心の病」は、うつ症状や不安障害などの心の病を早期に発見
できるように、初期症状のサインや、治療・癒しのヒントなども紹介しています。

ストレスとその予防

ストレスと予防　ＴＯＰ

ストレス

社会人にとって身体の健康はもちろんですが，心の健康も非常に大切なもの
です。
　心の病気の原因であるストレスについて考えてみましょう。
　ストレスは，環境に適応して生きていこうとする緊張感が，自分の限界を
越えたときに起きるものです。職場での人間関係，仕事の内容などから
ストレスはたまってきます。
　新しい環境，新しい人間関係，慣れない仕事などがストレスの垢因になrり
ますが，これらは新入社員には避けることのできないものばかりです。
問題は，いかにこれらの刺激をコントロールするかです。
　性格iこよってもストレスを多く受けることになりますので，自分のことを客
観的にみて注意しましょう。
小さなことを気にして，クヨクヨする人・まじめで神経がこまかい人・内気で，
自己主張ができない人・対人関係の面で協調性に欠ける人・他人に依存したい
という欲望の強い人，こんなタイプの人が，ストレスのたまりやすい人のようです。
　ストレスの病状にはまず，自律神経失調症といわれるものがあります。
これは，特別な病気ではないのに何となく疲れる，めまいがする，胸が痛む
といった病状を起こすものです。
　また，心身症の始まりともいえる食欲不振，動惇，呼吸の乱れ，頭痛，
胃かいよう，背中の痛みなどが起こります。
　ところで，入社して2～3か月過ぎたころに起こりやすい病状に「五月病」と
呼ばれるものがあります。これも，生活環境が大きく変わったことによる
ストレスが原因で，先ほどと同じように，食欲不振，不眠症，便秘などの病状が
表れます。しかし，ほとんどの人は自然に治るので，とくに心配はいりません。
　

ストレス予防のライフスタイル

①規則正しい生活を送ること
　心身の健康を保つためには，まず規則正しい生活を送ることです。
入社して当分の間は，新しい環境に慣れるのに苦労すると思いますが，
人間は環境に順応する能力を持っています。社会人として一定の生活のリズム
をできるだけ早く持ってください。リズムができたら乱さないようにします。
遊びすぎたり，夜ふかしをすると身体に支障をきたし，リズムが乱れます。
若いから大丈夫などと誤った考え方はしないことです。

②疲れたら無理をしないこと
　健康に注意していても，肉体的にも精神的にも疲れることがあります。
疲れを感じたら，決して無理をしてはいけません。
疲労が原因でいろいろなトラブルが起きるからです。
・疲れたから会社を休むということではなく，早く帰宅し休養をするとともに，
いつもより睡眠時間を多くとります。

③スポーツで気分転換をする
　長い時間同じ姿勢でいると，いろいろな障害が出てきます。
また，身体を動かさない人の場合は運動不足になりがちです。
仕事中の無理な姿勢や運動不足を解消するために，お昼休みをじょうずに
使いましょう。戸外に出て軽い運動をしたり，散歩をするだけでも午後からの
時間が楽になります。
　休日は，自然に親しむピクニックやハイキング，また，適当なスポーツをする
ことが大切です。

④暴飲・暴食をしないこと
　おいしいものを食べたり，お酒を飲むこともストレスの解消法ですが，
偏食をしたり暴飲するようなことがあれば逆効果になります。
　肉類や豆の加工品など良質なたんばく質を取り，ビタミンCの補給を心がけ
ます。

⑤時間に区切りをつけること
　その他，仕事の時間と自分の時間に区切りをつけ，生活にリズムをつける
ことも大切です。