射精障害は、@射 精もオーガズムもない、A射 精はないがオーガズムはある、
B射精はあるがオーガズムはない、C射精もオーガズムもあるが異常に時間
がかかる、といった状態に分けられます。
具体的な症状では、膣内射精不能(マスターベーションでは射 精できても、
膣内で射精することができない)、早 漏、遅漏、逆行性射精(射 精時に精 液が
膀胱へ逆流する)などがあります。
射精障害の主な原因としては、心因性のもの、器質的な障害、射精を抑制する
ような薬物の使用、誤ったマスターベーション、などがあげられますが、
自力で何とかなりそうなのは、「誤ったマスターベーションの改善」でしょう。
日頃から刺激の強過ぎるマスターベーションを繰り返していると、
腫内の刺激では物足りず、射精しにくくなります。
器物などは使わず、手指で正しいマスターベーションを習得し、膣内の刺激でも
射精できるように日々訓練することが、現状打破の第一歩です。
また、肉体的・精神的に疲れていると、「性交に集中する」ことができず、
萎えてしまいますが、そんな時には、意識的に 「性的なイメージ」をどんどん
膨らませ、自らの集中力を高めるように努力することが大切になります。
心理的な要因が強い場合は、とりあえず医師に相談してみましょう。
カウンセリングを受ければ、症状が改善されることもあります。
膣内で射精することができるのに、なぜ早漏が射精障害に属するのか、
疑問に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちなみに、早漏とは、@膣内での射精時間が早いA射精コントロール不能
B本人または相手の心理的苦痛と、定義されています。
つまり、早いとか遅い以前の問題で、「自分の意志で射精をコントロール
できない状態」にあるから、ということです。
ただ、性交の相手が変われば持続時間にも変化があることは一般的ですし、
当事者としては素直に受け入れることは難しいかも知れませんが…。
射精障害でお悩みの方は こちら もご覧ください
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