富に至る鍵◆～うつ症状？人に聞けない心の病～

富に至る鍵

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	教会の牧師であり、カウンセラーとしても知られるマーフィー博士は、潜在意識で思っていたことが、現在のあなたを作っていると言っています。潜在意識はあなたが習慣的に考えていることや、いつも抱いているイメージに反応します。　あなたの今の振る舞いが、あなたがなりたいと思っている自分になっているのです。「自分にはできない」J「このままお金持ちにはなれない」と思っていると、自らそういう状態に向かって行ってしまいます。　しかし、マーフィー博士によると、潜在意識に刻み込まれたそのような否定的な情報を肯定的に書きかえることができれば、あなたの願いは実現し、あなたは、あなたが思うとおりの人間になれるのです。
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富に至る鍵

ＴＯＰ＞富に至る鍵　　　　　

　この世界はあなたが生まれたときから存在し、そこには海と空気と大地、
あらゆる幸が用意されています。あなたが気づいていないだけで、あなた
の周りには富があふれています。そしてそれらの富は、知性を持つ者に見出
されるのを待っています。

　富とは、あなたの心の中のイメージであり、概念にほかなiりません。
富は、心のあり方なのです。あなたも、大きな財産につながるアイディアを生み
出すことができます。あなたには確かにその脳力があるのです。
もっとはっきり言えば、あなたがこの世界にいるのは、持てる脳力を解き放ち、
華やかさと美しさ、豊かさに包まれた人生を送るためなのです。あなたは、お金や
富、衣食など、あらゆるものに対する正しい心構えを学ばなければなりません。
富があなたの真の友となったとき、その富には常に余裕が生まれます。
より裕福で幸せな、満ち足りた人生、よりすばらしい人生を願うのは、ごく自然な
ことです。
　人生においてお金が自由に巡っているとき、あなたは経済的に健全な状態に
あります。血液が滞りなく巡っていれば鬱血が起こったりしないのと同じです。
お金は、交換のための象徴的な道具なのだと思うようにしてください。
それが人生におけるお金の本来の意義であり、役目なのです。
なたはそのことに気づかなければか〕ません。お金はこれまで、さまざまにその
姿を変えてきました。あなたにとってお金は、貧しさからの解放を意味するもの
でなければなりません。美しさや賛沢、豊かさ、安心、洗練された生活などを
もたらしてくれるものでなければなりません。あなたにはそれらを手にする資格が
あるのです。

　自分のいる世界が寛容で知性を持ち、無限の生産性を秘めているということ
を認識し、確信していれば、心に抱く信念は環境や行動に反映されていきます。
　逆に、「この他界に限りなく存在する冨を得る資格は自分にはない。富は他人
のためのもので、自分は富とは無縁の人生を送る運命だ」という信念が支配的で
あれば、それが環境や行動に反映されます。
　この対立する二つの概念こそが、私たちが物質的豊かさに恵まれるか、
貧しさにとらわれるかを決定する要因なのです。「裕福な者はますます裕福になり、
貧しい者はますます貧しくなる」のもそのためです。

　豊かさを思えば豊かさがもたらされ、貧しさを思えば貧しさがもたらされるのです。
貧しいときに豊かさや富のことを考えるのが難しいことは、私も承知しています。
しかし、誠実でまっすぐな気持ちがあれば、それができるということも知っていま
す。必要なのは、実現するという揺るぎない信念を持ち続けることです。
そのような思いを厳格に維持できる人は、必ず富を築くことができます。
　キーワードは「厳格なる思い」です。意識を厳格に保つにはまず、真実を欲し、
追い求める強い気持ちを持たなければなりません。そのためには、自分の心の
中心にある信念や考え方、理念や願望に口を凝らし、きちんと理解することが
必要です。そしてこれらもまた、可能性の領域に属します。私たちがやらなければ
ならないのは、「意識を改め、考え方を新たにする」ことなのです。

　もしあなたが「私が欲しいのはお金だけだ。他には何もいらない。お金がすべて
だという態度を取るならば、あなたが手にするのはお金だけです。
しかし、あなたが望んでいるのはバランスのとれた人年であるはずです。
そのためには、人生のあらゆる側面において、安らぎ、和、美、導き、愛、喜び、
充実などを求めなければなi）ません。勇気や愛、慈しみ、喜びなくして今の世界
に生きることに何の意味があるでしょう。お金を望むことにはまったく何の問題も
ありません。しかし、それだけが人生の目的ではないことも確かです。
お金を人生の唯一の目的にするのは誤りであり、間違った選択です。
別に後ろ暗いことではありませんが、バランスを欠いた、偏った生き方です。
　あなたは内に秘められた脳力を活用しなければなりません。人生におけ
る真の居場所を見つけ、ほかの人の成長や幸福、成功に役立つ喜びを知る
必要があります。私たちは誰もが「与える」ために存在しています。自ら
の脳力を世界のために役立てていくべきなのです。あなたが生きているのは、
自らの夢や理想、願望に愛と生、誠を捧げるためです。人生の舵を取って舟を
漕ぎ進め、自分の子どもたち、そして世界の人々の成功と幸福に貢献していく
ことが、あなたの役目なのです。
お金だけを求めるのは偏ったことであり、充足は得られません。
潜在意識の法則を正しく用いれば、あなたは望むだけお金を得られるだけでなく、
心の安らぎと調和、充足と平穏ももたらされます。
あなたの思いが、あなたが裕福になるか貧しくなるかを決めます。今、これを読ん
でいる瞬間に、豊かな人生を選ぶ決断をしてください。

　あなたはこう言うかもしれません。「請求書がたまっていて督促も来る、
銀行からはローンの返済を迫られ、借金もある。そう理性が敢えているのに、
どうやって深層意識や潜在意識に、自分は豊かだとか、良いことに恵まれている
と信じ込ませることができるのか」。その答えは「できない」です。
借金や債務のことで頭が一杯の状態では、むしろ状況を悪化させるだけです。
ここに、意識の法則における一つの真理があります⊂ト深層意識は、強い調子で
繰り返し伝えられたイメージを事実として受け人れるのです。
これは、赤ちゃんが歩き方を覚えるのと同じです。泳ぎ方や歩き方、テニスや
ゴルフを学ぶとき、あなたは特定の思考パターンや行動を繰り返したはずです。
そしてそのとき、自分が何をしているのか、なぜそうするのかもわかっていたは
ずです。歩けるようになりたいから、ダンスを覚えたいから、泳げるようになりたい
から、あなたはそれを繰り返したのです。その結果、繰り返されたパターンが
潜在意識に植えつけられ、意識しなくても歩いたり泳いだりできるようになったの
ではないでしょうか。
　
　富などを得たいと願うときにも、まったく同じことが起こります。
ある言葉が潜在意識こよって受けとめられると、潜在意識は総力を挙げてそれを
実現させようとします。心に念じるのはそのためです。
自分白身に、ある真実を納得させるためであり、それによって探層意識が
それらを現実に手繰り寄せるのです。
　人生を喜びであふれさせましょう。その資格があると信じてそれを求めるのです。
　常に念じ、感じ、信じてください。そうすれば、あなたは恒常的、精神臥知的、
経済的、社会的に向上し、豊かになっていきますcあなたが毎日送っている人生
の豊かさに限界はありません。潜在意識に真実を植えつけて、すばらしいことが
起こるのを待ち望みましょう。それらの真実が潜在意識に染み込んでいくように
してください。別に難しいことではありません。あなたはそれらを滞在意識に植え
つけるのです。繰り返すうちに、深層意識への植えつけは容易になっていきます。
そしてあなたは経済的なことを含め、あらゆる面において輝かしい未来を歩んで
いくことができます。

　自らの思いに注意してください。経済的な貧しさや限界のことを口にしてはいけま
せん。貧しいとか、足りないといった言葉も禁句です。近所の人や親戚に、自分が
経験している困難や経済的な問題などを話すのは、とても愚かな行為です。
豊かな状態を思い描きましょう。富の感情が富を生み出すという認識を持ち
ましょう。遊ぶお金がないとか、生活が苦しいとか、節約して・番安い肉を買わない
といけないとかいった言葉を口に出せば、その思いの内部に存在する創造性の
ために、あなたは　一層貧しくなります。お金を好きなように使いましょう。
喜びをもってお金を使い、冨が豊かに流れ込んでくるという認識を心にあふれ
させてください。
　一粒のドングリに森を見出せる人もいます。潜在意識の働きも、ドングリが森を
作るのと同じです。潜在意識は良いことを加速性的に増幅させていきます。
余計な力みがあると、それはあなたの信念の一部として潜在意識に伝わって
しまいます。不安や恐れ、心配などの感情も、良いことが増幅される作用を妨げ
ます。人生の向上を阻んだり、遅らせたりするのです。
強く恐れていることは、現実となります。あなたはその道の感情を抱かなければ
なりません。良いことに愛の感情を寄せ、それを現実にするのです。
愛は、心をある対象に結びつける行為です。あなたの潜在意識には、あらゆる
問題を解決できる知恵と脳力が備わっています。
　
顕在意識は外の状況に向いてしまいがちで、その状況に対して常に努力したり
あがいたりする傾向があります。しかし、穏やかな心によってこそ、事は成されます。
穏やかな状態を、体に定期的に体験させてみてください。
動かないように、リラックスするようにという指示を出せば、体はそれに従います。
体はあなたの思ったとおりに動き、思ったとおりの所作をこなします。
体には意識をもった突恨や意志、主体性はありません。動けといぅ命令があって
初めて動くのです。顕在意識が穏やかで受け入れやすい状態にあると、
潜在意識の英知が意識の表面に昇ってきて、あなたに答えを与えてくれます。
　願いが通じたかどうかは、感情の状態でわかります。心配や不安が残って
いたり、いつ、どこで、どのようにして、どこから答えがもたらされるのかという
疑問で心が揺れているようなら、願いは通じていません。あなたはまだ、
潜在意識の英知を心から信頼していないのです。
いつ願いがかなうのかという疑心暗鬼に四六時中とらわれることは避けなければ
なりません。たとえときどきであっても、そのような疑念は願いの達成をさまたげ
ます。願望のことを考えるときには、気負いを捨てることが大切です。
あなたが顕在意識でどんなに気負ったところで、それは何の足しにもなりません。

　栄えるということは、成功し、活気を増し、よい結果を出すということです。
言い換えるなら、あなたが栄えているとき、あなたは精神的、経済的、社会的、
知的に成長し、広がっているのです。ほかの人の富や出世、身につけている
ダイヤや装身具を羨んだり妬んだりしてはいけません。それは自らに貧しさをもた
らすことになります。そのような心根は欠乏や限界をあなたに引き寄せるのです。
　その人たちの成功や繁栄、宙を喜び、彼らがより豊かになることを願いましょう。
ほかの人のために願うことは、自らのために願うことですこなぜなら、
それを思っているのはあなただからです。あなたがほかの人について思うことは、
あなたの心と体、体験の中で創られ、あなたの懐にも影響を与えます。
だからこそ、自分以外の無数の人々の成功と繁栄を喜ぶべきなのです。

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